コロナ禍のせいか健康に関する本を読むことが多くなり、いかに健康で長生きできるかは常に自分の中の独学テーマとしてはトップに位置しています。
そんな中読んだのはこの本。
この本によると先手必勝の精神の人と先手必敗の精神を持っている人では健康維持に関する手法も全く違ってきます。
先手必勝タイプの人は健康に良いもの食べて、症状もないのに人間ドックなど検査をガンガン受けて、早期発見で病気を撃退。ただしストレスはたまる。
先手必敗の人は、検査もうけず、食べたいものを食べやりたいように過ごし、病気発見された時はあきらめる。ただし覚悟は必要。
この著者のお父様は医師であるにもかかわらず、先手必敗の生き方を選んで、甘いもの気にせずたべ、ヘビースモーカーで病院嫌い。しかし病気が見つかると覚悟を決め、最後まで自分らしく、家族に見守られて安らかに旅立ったとのこと。
ほとんどの人は病気になるリスクをできるだけ最小限にする先手必勝タイプなのではないかなと思います。
では私はどちらのタイプ?
ジムに行っているし、肉より魚派だけどそれはただ単に好きだから。もともと夜遅くまでお酒を飲むのは好きではないので、我慢して酒量を抑えているわけではありません。会社で提供してもらっている必要最低限の健康診断は受けるけど、オプションの診断はしません。また、よほどのことがないと病院に行きません。
たぶん先手必敗タイプだと思います。最期は必要最低限の治療だけしてホスピスで安らかにこの世を去りたいと思っています。
この先手必敗は好きな時に好きな方法で好きなだけやる独学スタイルにも当てはまっているなと思いました。
きっと先手必勝タイプの人なら期限や範囲を決めてきちんと結果残すんだろうなと思います。
話がそれてしまいましたが、自分や自分の身内の最期について深く考えさせられるこの本、ステイホーム中の読書におすすめです。