家事の中で私がこよなく愛しているのが、料理と洗濯。
逆に大嫌いなのが掃除。それでも一応努力はして、掃除に関する本をいろいろ読んで試してきました。タオル1枚でできるとか、曜日別とか、毎日一箇所だけきれいにするとか。上から下へとか。
でもなかなか綺麗にならず、苦手意識が強まるばかり。
一人暮らしなので日々の暮らしではさほど問題にならないのですが、一番困るのは引っ越しの時。
退去時の不動産屋たちあさチェックが怖い。じっと壁の汚れや床の傷を見ている時の鋭い目。その目を見るたびにいくら取られるのだろうと、心臓バクバク。敷金の範囲でおさまりますようにと願うばかりなのです。
そして、ふと気付きました。
私が苦手なのは
きたないもの→きれいにするという行為で、
きれいなもの→ピカピカにするのは好き
ということ。
要するにマイナスからゼロは大の苦手。
プラスをよりプラスにするのが好きでした。
この年になってこんな発見をするなんて、嬉しいやら情けないやら。
そういえば学生時代は得意教科を80点→100点にする勉強ばかりし、苦手教科を20点→60点にする勉強はしなかったのを思い出しました。苦手な方を頑張った方が総合点は大幅アップするのにね。
では、すでに汚くしたものをどうしようかという問題に突き当たるますが、とりあえず、すでに汚い箇所は放置。
綺麗なものをより綺麗にして、その勢いで汚いものに少しずつ手をつけていって、きれいなものの割合を徐々に増やしていくしかない。
よし、今度こそ!と決意を固めました。
あっ、汚いと言っていましたが、自分の名誉のために言っておくと一応節度のある汚さです。(汗)