現在はがんなる確率は1/2。そうなった際のまたはそうならないような対策を考えておく必要を感じつつも、健康な時に病気のことは考えたくもないしという相反する思いを抱えていました。
それにダイエットと同じで玉石混交の情報がありすぎて、何が本当なのかがよくわからないし、どんなに権威のある先生の言葉でも製薬会社や他のメーカーに対しての忖度は避けられないしと思っていました。
そんな時たまたま書店で目にしたこの本、タイトルが気になりつつ、本当に本音?と疑いを持ちながらも読んでみました。
読んでみて、この先生、本音で言っているなと感じました。ほとんどが患者が知りたい、だけど医者は答えにくい内容なのですが、曖昧に誤魔化して回答するのではなく、彼の現段階の医師としての経験や知識から、ベストな回答を述べて下さいました。この本読んで多少は嫌な思いをする他の医師や業者もいるかもしれないのに勇気のある行為だなと思いました。
この本を読んでがんに対する向き合い方が明確になりましたので、自分なりにがんに対するガイドラインを予防編と治療編にまとめてみました。
(予防編)
検診 会社の最低限の検診のみ。
人間ドック 受けない。
肉 鶏肉メイン。豚牛はたまに食べる。ハム、ベーコン、ソーセージは他に選択肢がある時は控える。
お酒 飲み会でビール1杯、2杯。
タバコ 今のまま吸わない。
体重 今のままキープ。
運動 今のまま週2-3回をキープ。
野菜・フルーツ 毎食最低片手に乗るくらいは食べる。
がん情報を知りたい場合 「国立がんセンター、がん情報」で調べる。
(治療編)
治療 標準治療を選ぶ。
民間療法 頼らない。
セカンドオピニオン 取る
相性の合わない医師 第一印象で嫌なら変える。
病院 電車で乗り換えなして行ける病院。自分のがんを取り扱っている病院。
緩和病棟 入る。
決めておくと、心がどっしりするというか、覚悟が決まります。覚悟が決まってもいざとなったら、パニックになると思いますが、パニックになって何も考えられないからこそ、ガイドラインって必要かなと思いました。
がんに関する研究は日進月歩の勢いで進んでいるので、自分で勉強をして情報をアップデートしておき、その時点で自分のベストを選べるようになりたいと思いました。